いよいよ[ふくしまフューチャーセンター Future
Session_01 ~福島の子どもの未来と、そのために今、必要なこと~」のご報告も最終エントリーです。
※最初からエントリーを閲覧されたい方はこちらから☆
本セッション最後のワークは、ワールドカフェという対話の手法を用いて、以下のようなテーマを考えていきました。
「パネラーのお二人のお話を聞いて、印象に残ったこと・感じたことは何でしょうか?」
「大切な子どもたちに、どんな風に育ってほしいですか?」
「福島の子どもたちにとって、どのような外遊びの可能性があると思いますか?」
参加者、パネラー、主催者である私も一緒になって全員で考えていきます。
ワールドカフェで議論された内容の一部は以下の模造紙の通り。
ここには書ききれない位、多くの素敵な気づきや会場に満ち溢れていました。
ワーク終了後の模造紙は以下の通りです☆
そして、最後は参加者全員での一日の振り返りです。
1人1人が感じたこと、気づいたことを自分の言葉で話してもらい会場全体で共有していきます。
1人1人の声を聴きあう様子
最後に、一部の参加者の皆さまが感じたことを写真でパシャリ!
パネラーのお二人にも、お願いをしました☆
今回のフューチャーセッションのゴールであった
■ 福島の子どもについて多様な考え方を聴きあう
■ 子どもたちの未来について考える
■ 福島の子どもたちにとっての外遊びの在り方を探る
参加者やファシリテーターの方々のおかげで、この三つを達成できた素敵な場とすることができました。
本当に多くの気づきや場を得ることが出来たのですが、その中でも、自分が印象的だったものをいくつか挙げてみます。
①お父様、お母様の方々との対話
20代前半の若者が多いLink with ふくしまスタッフにとって、小さなお子様がいらっしゃるお父様、お母様とのお話は目から鱗の内容が沢山でした。
「福島の子ども」という同じテーマについてお話ししていても、やはりお父様、お母様がもっていらしゃる視点と支援側の視点は異なります。
お互いの視点や考え方を共有することが出来るからこそ、福島の子どもの現状、未来、そして自分たちがしていくべきこと、を地に足をつけてお話することをあらためて実感しました。
②福島の子ども支援現場のニーズと課題の発見
パネラーのお二人からの話題提供の後に、参加者全員で外遊びの可能性をお話していく中で、以下のようなニーズや課題を発見しました。
■子ども支援の過不足の定量化・可視化
現在、福島の子どものために行政をはじめ、NPO、企業がそれぞれに出来ることに取り組んでいます。
そのようなボトムアップな支援の在り方も重要ですが、一方で福島県内で必要な地域、子どもの総量を客観的に導き出し、その総量を満たすためにはどのような仕組みが必要かを議論していく必要があると思いました。
■外遊びプログラムに求められる「世代の多様性」と「自由度の高さ」
現在、提供されている外遊びのプログラムは、対象を「未就学児」や「小学生」といったように世代を絞り込んでいる場合が多々あります。運営の観点からみると仕方がない場合もある一方で、お父様お母様からのご意見では、小さい子たちがお兄さんやお姉さん、もしくは、もっと年代が上の方々と交流することが出来る機会も欲しいという声もあります。
加えて、現在提供されている外遊びプログラムの特徴として、プログラムがある程度、固定化されており、参加者であるお子さんたちが自分たちで遊びを創っていくなどの取り組みが生まれづらいといったご意見も会場から出てきました。
以上のようなニーズ・課題は、このような対話の場だからこそ見つけて拾い出すことが出来たものだと思います。
実際にフューチャーセッションを実施してみて、このような場が福島には必要であることを強く実感します。
今後もこのようなフューチャーセッションのような素敵な場をコンスタントに福島県内、そして首都圏などでも開催していきます。
まずは、第一回目であった今回のフューチャーセッションに参加して頂いた皆さま、企画から運営までご協力して頂いた方々に深く御礼もうしあげます。
今後も、ふくしまフューチャーセンターは福島の復興を加速すべく精力的に活動をしてまいりますので、今後も何卒宜しくお願い致します♪
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