2011年12月14日水曜日

【イベント報告】12/11 ふくしま未来ミーティング 雇用WS


はじめまして!
りんふく新規東京メンバーのちんねんです。
本日は12月11日に開催されましたふくしま未来ミーティングのワークショップのひとつ
雇用WSの様子をお伝えします!


3チームにわかれて、まずは自己紹介タイム。
今朝の食事を披露したり、ヒーローインタビュー形式で各々の武勇伝を語っていただいたりと、
一風変わったアイスブレイク!
おかげで、学生・社会人がいりまじった参加者の仲もすごく深まり、終始和気藹々とした雰囲気でした。
社会人の方々には、キャリアカウンセラーの方、福島の雇用関係に携わる方、教師の方など多種多様な背景を持つ方々がいらっしゃり、改めて福島の方々の復興への意識の高さを認識することになりました。



ちなみに私のチームは、2名のりんふくスタッフ(学生)と社会人の方3名。
社会人の方とのWSは初めてで緊張していたのですが、皆様本当にいい人ばかりですごく楽しかったです。



ウォーミングアップ後は、早速WSの本題である“雇用”について考えることに。
お題は『ふくしまのしごと⇒2020年のわたしたち』



各グループで、2020年に福島にこんなお仕事があればいいなぁ~というアイデアを話し合い、あるだけポストイットに書き出してみました。

結果、なんと!各班20個以上ものアイデアを出してくださいました!!
福島をカウンセリング・精神療養の中心地にする、放射能研究を通じて医療の先進地域にする、さらにはサンダーバードの基地(!)にしてしまうなど、面白アイデアがたくさんありました。



次に、各アイデアのグルーピングを行いました。
思いつくままに書き出した一見バラバラに見えるアイデア達が、どのような類型にわけられるのか。
各班オリジナルのグループ名を考えながら、20以上のアイデアを4、5個のグループにわけてみることに。

放射線測定アプリ作り、新エネルギー開発などのアイデアが属す『VS放射線』グループや、
きれいな街づくり、田畑や林業等の第一次産業を興隆させる等のアイデアが属す『こでぇらんに~街づくり~』グループ、
福島発のアイドル、オタクの聖地を作り出す等のアイデアが属す『ガチ熱狂!』グループなどなど、
皆様キャッチーなグループ名をつけながら、グルーピングを行いました。





さてさて、グルーピングが終わった後は、各グループの関連付けを。

『3.11』があったからこそ『VS放射能』が必要になった、
『こでぇらんに~街づくり~』をすることで『絆作り』が達成される、
などの各グループがどのような関係性になってるいるのかを考え、矢印を用いて表すことに。

考え始めてみると実は、どのアイデア、どのグループも他のアイデアやグループとなんらかの関係性・因果性を持っていて、意外にも多くの矢印をひくことができました。




本題はここから!

矢印をもって、各グループの関係性を表したところで。。。

では、どのグループが最重要なのか!について考察することになりました。
色々な関係性があるなかで、このグループ・出来事がなければ他が始まらない、これが最も根本的課題であるといった、雇用を生み出す上でクリティカルなグループを選び出すことになりました。

何を行うにしても、まずはやはり福島に住んでいる方々の『絆作り』を行うことが必要不可欠であるというように、
多々存在したアイデア・グループの中でも、我々が最も大切だと思う事柄を突き詰めることができました!




そして最後に、各チームのアイデアを“表現”!

各チームそれぞれが選んだクリティカルなグループ・アイデアを、そこから望む福島の未来の姿を、
色ペン、紙コップ、紙皿、折り紙、カラー粘土等を用いて、“何らかの形に表現する”ことを行いました。

ちぎった折り紙や粘土を用い、あたたかみのある、仕事をEnjoyできるような福島の姿を描いたり、
紙コップを用いて、未来の福島のエネルギーの姿を立体的に表現したりと、
これまたユニークな表現がたくさんありました!





個人的に、自分達の考え出したアイデアを、形にして表現するこの瞬間は本当に楽しく、また強い達成感を覚えました!


時間が短かったこともあり、まだまだ未熟な私達のアイデアではありましたが、
このようなWSの形で皆様と意見・意識を共有し、自分達ならではの“希望”を描き、表現していくことは非常に重要なことなんだなと改めて感じました。

様々な背景や考え方を持つ人の意見を吸収できたこのWSは本当に有意義なものだったと思います。
せっかく出していただいた数々のアイデアを、実行に移していけるようこれからも頑張りたいと思います!

今回FFMに、そして雇用WSに参加してくださった皆様方に、あらためて御礼を申し上げたいと思います。
皆様も私と同じように、このWSを通して何かを得て、感じていただけているなら嬉しいです。

今後も是非、福島の復興を目指すりんふくの応援を、何卒よろしくお願いいたします。

本当にありがとうございました!!




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