先日12月11日に行われました「ファシリテーション講座」についてご報告いたします!
講師として、NPO法人日本ファシリテーション協会の堀公俊先生と甲州潤先生にお越しいただきました。あらためて、お礼申し上げます。
今回、10名ほどの方々がご参加くださいました!NPOの方や学生、若もの会議でお会いした方もいらっしゃいました。本当にありがとうございます。
参加者を二つのグループに分け、講座がスタート!!
初めて受けた講座だったのでドキドキ、ワクワクしながらお話を聞きました。
本来ならば3日間かけて行う講座をたった3時間しか時間がなかったので、ファシリテーションの大枠を学びました☆
まず、ファシリテーションとは、会話や会議での進め方を促したり、論点を設定することで話をまとめる技術のことです。
では、実際にどのように話し合いや会議は進められるべきなのでしょうか・・・。
①場のデザインのスキル
普段、会議をするとき、いきなり議題を引っ張り出していませんか?
堀先生は、「会議で最初に話し合うべきテーマは本日の進め方」だと話されました。
「本日の進め方」とは一体なに!??と思われるかもしれませんが、実はこの段取りはすごく重要です。
時間には限りがあります。決められた時間内で結論を出すためには、何を話し合うのか、どこまで話し合うのか、といった目標を立てる必要があります。
そして、どんな順番で話し合うか、時間の割り振り、といったプロセスをたて、
会議でのルールを決めておくことも望ましいです。(たとえば、何を大切にして話し合うか、やってはいけないことは…など)
ポイントはこれらの内容をホワイトボードや模造紙に書き出し、その場にいる全員で共有することです。
②対人関係のスキル
ファシリテーターは大げさに話を聴き、具体的に引き出していきます。しっかりと耳を傾けることで、相手存在を肯定し、その意思を尊重しようとする姿勢が信頼感を生むもとになります。
そうして、話を深堀り。論点、根拠、主張の順番に引き出していきます。
③構造化のスキル
ファシリテーターが議論を整理すると・・・、
意見が出しやすくなる、かみ合いやすくなる、ヌケモレが防げる!!といった利点が生まれます。ファシリテーターってすごい^^*
④合意形成のスキル
最後には、みんなの意見をまとめなくてはなりません。これが一番難しかった・・・。
いくつかの選択肢を用意することをしなくてはなりません。対立が生じてしまった場合には、誤解や思い込みを解き放てば解消されます。
ファシリテーションの概要をつかみ、いざ実践!!
議題は、「公園の迷惑行為の順位付け」。それぞれのグループで議論スタート。
まずは、個人で付けた順位を共有。それぞれの価値判断はどこに置かれているのかを知り合うために行いました。
しかし、議論は難航。価値判断基準をどこに設定すればいいか決められず、最終的に順位を出せないままタイムアップ・・・。
先生の解説で学んだことは、「言葉をしぼる」ということでした。私たちは「公園に近寄りにくくなる行為」=迷惑行為と設定していました。が、大切なのは「なぜ近寄りたくないのか」ということです。
危害が及ぶ恐れがあるからなのか、気分が悪くなるからなのか・・・。このようなことを掘り下げる必要がありました。
また、時間の配分を最初の段階で決めておかなかったのが痛恨のミスでした・・・。
ファシリテーション能力は、練習を積み重ねることで培われるのだと実感できたので、日常生活の中でも意識して練習してみよう♪と思ってます!
みなさんも興味が沸きましたら、ぜひ次の機会にご参加くださいませ。
今後もLink With ふくしまをよろしくお願いします^^
ありがとうございました!
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