2012年2月21日火曜日

【イベントレポート】2月12日CRMワークショップを開催しました


こんにちは
Link with ふくしま 東京スタッフのぐっちです。

今回は212日に行われたCRMワークショップ~福島の未来を考えよう~について、少し遅くなってしまいましたが、当日の様子を報告したいと思います。

実は僕は、今回が初のワークショップのプロジェクトマネージャーとして、会の企画をしました。昨年の12月ごろから、専門家の方に会の設計を教えていただいたり、リンふくのメンバーからアドバイスをもらったりと、色んな方と一緒にワークショップを作ってきました。

それでは、当日の様子を少し話したいと思います。

今回も前回同様、CRM(コーズリレーティッドマーケティング)を使って福島復興のプランを考えようというテーマでワークショップを行いました。
また、今回はビジネスモデルを現実化し、また、条件を狭めることによりより一層アイディアに深みが出るのではないかと考え、ビジネスモデルをアメリカンエキスプレスに固定してワークショップを設定しました。

まずは、リンふく東京支部長の佐藤よりワークショップの開催が宣言されました。
次に、初対面同士の参加者がリラックスして議論できる場を作るために、ウオーミングアップとしてアイスブレークを行いました。
お題は、「バレンタインデーを利用して、日本をちょっと良くするキャンペーンを考えて下さい」でした。


キャンペーンを考えてもらっている最中は、終始どのグループも和やかで、時には笑い声なども聞こえて、これで心の垣根が低くなって、次から始まる議論でもリラックスして行えたのかなって思えました。
次に、リンふく東京スタッフの菅野から、福島の現状と題して今福島が抱えている諸問題についての説明と、現状どうなっているかについて説明がありました。
僕はこの間はほかの作業で、この発表を聞くことができませんでしたが、こんな感じでした。



次に、いま福島が抱えているコーズ(問題)は何かについてグループで考えてもらい、シェアしてもらいました。
午後はまず、CRMの説明から始めました。CRMについては慶応大学院SDMの杉山さんから講義を受けました。杉山さんありがとうございました。
CRM自体はボルビックなどで知られているのですが、それがCRMとしては知られていないので事例を使いながら仕組みの説明を受けました。

今回も村田さまにアメリカンエキスプレスとCRMについて、アメリカンエキスプレスの成り立ちから、成功したプロジェクト、なぜ成功したのか、そして、ビジネスモデルを考える際の留意点などを話していただきました。

この2つを踏まえたうえで、グループで60分間議論をしてもらいました。
グループワーク1で考えた課題を解決するにはどうしたらよいか、それを実現する際には、企業、関係団体、コーズ、顧客はどのように関係しているのかを考えながら議論を進めていきました。




そして、中間発表をしてゲストからのフィードバックをもらい、さらに60分でビジネスプランを具体化させていきました。

そして、各班発表をして、お互いにプランを評価しあいました。
そのあとに、お互いのプランを、現実性が高いプラン、イノーべーティブなプランとそれぞれの1位を決めました。
その結果、現実性が高いプランは「あなたの旅行、買い物が福島を救う」
イノベーティブなプランには、「Cool Fukushima」になりました。

そして、村田さま、ダイヤモンド社の宮田さまの厳正なる審議の結果、大賞は「Cool Fukushima」に決定しました。
それぞれのアイディアについては別途まとめさせていただきます。



 


最後に僕の感想を述べると、今回ワークショップで参加者が議論しているのを見て、率直に楽しそうと感じました。僕自身議論をみなさんとしたかったなと思いました。
また、今回のワークショップを企画するにあたって、村田さま、宮田さま、そして、告知やアドバイスをしていただいたみなさま、ありがとうございました。

自分自身まだまですが、こういった経験を通して、高みを目指していきたいと思います。

Link with ふくしまは、福島復興をさらに加速させるべく、精進していきたいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿