2013年2月19日火曜日

【イベントレポート】ふくしまチャレンジプロジェクトDay2@東京を開催しました。

みなさんこんにちは。
Link with ふくしまの佐藤です。

今日は、2月16日(土)に行われた「ふくしまチャレンジプロジェクト」Day2@東京の様子を紹介します。

ふくしまチャレンジプロジェクトとは…
“参加者一人一人の福島に対する問題意識を共有し、解決策を社会人や学生、市民・企業・NPO・行政といった枠組みを越えて一緒に考えていきます。そして、福島の課題を解決するためのアイディアとアクションプランを構築し、それら実現していくためのきっかけにしていくことを目的とします。”
http://link-with-fukushima.blogspot.jp/2013/01/fukushimafuturesession-50.html
 



16日は参宮橋にあるオリンピック記念青少年総合センターで開催しました。
参加者の方はふくしまチャレンジプロジェクトに共感してDay1に来てくださった方々です。


Day2の目標はこちらです。
• 各チームの問題意識の共有
• 各問題意識のブラッシュアップ 
• 解決の方向性の模索 

そのためのプログラムは以下のとおりです。
①チェックイン
②問題意識発表
③プロアクションカフェ「問題意識のブラッシュアップ」
④チームディスカッション



①チェックイン
まずはチェックインから始めました。

近況報告や今の気持ちを発表してもらいました。


②問題意識発表
次に、各チームが前回で作り上げ、Day2までに深めていただいた問題意識を共有しました。
各チームの問題意識の概要はこちらをご覧ください。
http://link-with-fukushima.blogspot.jp/2013/02/fukushimafuturesession-50.html


阿部組は仮設住宅で取られたアンケートをもとに、実際に浜通りから会津に避難してきた方と受け入れ先の現地の人の間に断絶があることを指摘しました。



チームGoogle頼みは、すでにアクションに向けて現地の方との調整をしており、その進捗報告などをしました。



チームGucciは、福島の新産業の必要性をロジカルに説明し、そのソリューションとして企業向けワークショップの実施を提案されました。





③プロアクションカフェ
共有のあと質疑応答をはさみ、プロアクションカフェを行いました。

プロアクションカフェとは…
“多様な参加者の知恵を集め、具体的アクションを生みだしていく対話の手法として現在注目されています。ワールドカフェの知恵を結びつける役割ととOST(オープンスペーステクノロジー)のアクションにつながる対話のよいところを組み合わせた手法と言われています。”
http://www.learning-place.org/ぞうの湯/


今回のプロアクションカフェは、既に福島について違った切り口から問題意識を深めているもの同士が混ざり対話をすることで、自分たちの問題意識が整理され、よりブラッシュアップされたものにすることをねらいとして行いました。


対話を経て全体共有では、各チームのテーマオーナー(固定された人)が次のような発表をしました。

阿部組:実際に問題に直面している人(困っている人)のペルソナを深ぼりする必要性など。

チームGucci:復興に関する助成をより効率的に使う必要性や、人口流出などによる福島の閉塞的状況への危機感の足りなさなど。

Google頼み:改めて福島は広いという認識、今回のプロジェクトの核となる“花”といわきの関係性、ストーリーについて。



④チームディスカッション
その後、チームごとに解決策を模索するワークを行いました。




最後に、Day3への意気込みを表明していただき、それをチェックアウトとして16日のDay2@東京は閉会となりました。


しっかりと意味のあるアウトプットとその先の実行を見据えて、がんばっていきましょう!

次はDay2@福島が23日に開催されます。



0 件のコメント:

コメントを投稿