2013年2月6日水曜日

【イベントレポート】ふくしまチャレンジプロジェクト Day1 @福島


こんにちは。
LwF福島スタッフの伊藤一輝です。

福島市内は最近ますます寒くなってきたように感じます。
福島駅の前にある温度計は、いつも氷点下を観測しています(笑)

そんな寒い福島でしたが、126日(土)に
「ふくしまチャレンジ・プロジェクト~仲間と福島の課題解決を目指す50日間~」
を郡山ビッグアイにて開催しました。

当日は大雪のためにで運行を中止する電車もあり、高速道路も通行止めになり、
参加を予定していた方々数名、いらっしゃることができませんでした><
(福島でのLwF主催イベント時は天候に恵まれないことが多いのです…)


そんな中でもリンふくメンバーも含め10名の方が集まり、イベントがスタートしました。
まずはじめに、弊団体代表の菅家から本イベントの趣旨や概要の説明をいたしました。



その後は2グループに分かれ、「福島に対するあなたの関心・問題意識を教えてください」
というテーマでそれぞれが抱く想いをグループ内で対話しました。
(ワールドカフェという手法を使いました。)


2グループからでてきた意見では…

・各主体の取り組みへのリテラシーの違いがある。
・復興への気運や士気が地域によって差がある。
・地域や主体ごとの抱える課題の違いが大きいからこそ、何が正しいかの判断が難しい。
・福島から、何か(産業やモノづくり)を生み出せるようになることが必要。

等があり、上記以外の意見の議論も活発になされていました。



グループでの意識の共有を行った後は、
「心から自分が解決したいと思う問題はなにか」という問いに対し、
参加者自らが強く抱く問題意識を、自ら提示をする時間をとりました。
OSTという手法を使いました。)



ほぼ全ての人が想いを発言し、
その中で特に“主体性”“当事者意識”といった言葉が多く用いられていました。
述べられたテーマは、大きく以下の3つの様に分類されました。

「原発に代わる新しい産業の創出」
「福島県内の若者の主体性の喚起」
「福島県外の人々の福島への関心の低下」

この後は、参加者がこの3つのテーマの中で、特に自分の意識の強いテーマを選び、
同じテーマの人同士でグループになり、議論を進めます。


「どんなことが問題で、どうしてそれが問題で、誰にとっての問題なのか。」

それを各グループ内で話し合いました。
各グループ内で、想いを述べ、分かち合い、悩み、考え、
とても熱量の高い時間だったと、僕自身も参加して感じました。


計40分の議論を終え、最終的にでたテーマは以下の3つになります。


「原発に代わる産業の創造・育成」

「若者の夢と希望」

「県外における福島への当事者意識の醸成」


その後この3つのテーマで、チームビルディングを行い、
チームが結成されました。
これから50日間、それぞれの問題への理解を深め、
解決に向けた方向性を考えていくチームになります。


チームにとって、個人とって、福島にとって、
それぞれが今よりもプラスになるためにはと考え、
50日間を走りぬくことと思います。


福島開催のプロジェクトDAY1の様子は以上になります。
東京開催の模様も気になりますね。


それではここまで読んで頂き、ありがとうございました。
プロジェクトDAY2は2月23日です。
風邪を引かないように、お気を付けてお過ごしください。





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